運用代行に頼るな!工務店が社内にSNS・LINE集客のプロを育てて成果を出す方法

皆さんこんにちは。
ウィズモーの小倉です。
今回は、なぜ多くの工務店がSNSやLINEを活用しても思うように成果が出ないのか、そしてこれから地域で勝ち残るために何が必要かをお話しします。
運用代行に任せきりでは利益もノウハウも残りません。
これからの時代は、社内にSNSやLINEのプロを育て、小さな改善を積み重ねながら、自社に合った仕組みを作れる会社だけが生き残ります。
これまで支援してきた多くの成功事例を交えて、工務店が本当に取り組むべきポイントをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。


【目次】
・なぜ多くの工務店は集客と採用に失敗するのか
・運用代行に頼るだけでは利益もノウハウも残らない
・成果を出す工務店は社内にSNS・LINEのプロを育てている
・LINEを活用した住宅会社ならではの集客動線
・小さな改善の積み重ねが未来の売上を変える
・成功事例に学ぶこれから勝つ工務店の条件
・まとめ
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なぜ多くの工務店は集客と採用に失敗するのか
なぜ多くの工務店が、SNSやLINEを活用した集客や採用で思うような成果を出せないのか。
その大きな理由は「外に頼りすぎて社内にノウハウが残らないこと」と「知識を部分的に取り入れて終わってしまうこと」にあります。
例えば、高額な費用を払ってSNSやLINEの運用を外注するケースはよくあります。
確かに専門の会社に任せれば、短期的には見栄えの良いアカウントができあがるかもしれません。ただ、その運用を終えたときに自社に何が残るでしょうか。
やり方を理解していないまま任せきりにすると、結局また同じように外注に頼るしかなくなり、利益はどんどん目減りしていきます。
一方で、自社スタッフがYouTubeやSNSで得た知識を参考にし、自分たちなりに取り組もうとする会社も少なくありません。
けれど住宅業界は単価や検討期間が長い特別な商材です。
他業界でうまくいった方法をそのまま真似してもうまく機能しないのが現実です。
例えば飲食や美容業界でのLINE集客のやり方を住宅にそのまま当てはめても、思ったような結果にはつながりにくいのです。
だからこそ大切なのは、自社の強みや地域のお客様の特性を踏まえて、やり方をカスタマイズし、地道に試行錯誤を重ねることです。
小さな改善を積み上げる中で、社内に知識や経験がしっかり蓄積されていきます。
この積み重ねが、数年後には大きな成果の差となって表れてくるのです。

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運用代行に頼るだけでは利益もノウハウも残らない

運用代行に頼ることは、一見すると効率的で楽な選択肢です。
SNS運用やLINEの構築を外部のプロに任せれば、社内の負担は減りますし、見栄えのいい投稿やシナリオをスピーディに用意してもらえるでしょう。
しかしその裏で大きな代償を払っていることに気づいている工務店は意外と少ないものです。
まず、費用面で言えばSNSやLINEの運用代行は安くても月10万円、高いところでは月30万〜50万円程度がかかることもあります。
年間に換算すると軽く数百万円。
これだけのお金を払っても、代行をストップすれば投稿は止まり、集客や採用の流れはそこで終わってしまいます。
もっと深刻なのは、その期間に自社にスキルやノウハウがほとんど残らないことです。
社内に知識が蓄積されていないため、もし別の会社に切り替えようとしてもゼロからのスタートになり、何をどう依頼すればいいのかもわからず右往左往するリスクがあります。
結局、次も外注に頼るしかなく、利益は削られ続けます。
自社の未来を守るためには、少し時間がかかっても自分たちで学び、試し、失敗を糧にしながらスキルを磨いていくことが大切です。
そうして得た知識や経験は、簡単に奪われるものではありません。
外注はあくまで部分的な補強に留め、本当の武器は自社に持っておく。
これが持続的に成長する工務店の姿です。
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成果を出す工務店は社内にSNS・LINEのプロを育てている
なかなかSNSやLINEから成果が出ないと悩む工務店が多い中、しっかり結果を出している会社には共通点があります。
それは社内でSNSやLINEのプロを育て、日々改善を積み重ねていることです。
なぜそれが大きな成果につながるのか、その理由を詳しく解説します。
小さな改善を自社で何度も試せるから強い
社内に運用を任せると、自分たちで何度でもテストができます。
例えばLINE登録後のステップ配信で「来場希望日を聞くアンケート」を設置した場合、質問の仕方を少し変えるだけで回答率が20%も変わることがあります。
外注だと一回の修正に何万円もかかり、反応が悪くても簡単には作り直せません。
自分たちなら思いついた瞬間に試せて、そのデータをすぐに次に活かせます。
スピード感を持ってPDCAを回せる
外注や運用代行に任せると、修正や改善をお願いしてから結果が反映されるまでに1〜2週間かかることも珍しくありません。
その間にトレンドが変わってしまったり、せっかくの機会を逃すこともあります。
一方、社内で運用していれば次の日にはバナーを差し替えたり、投稿の見出しを変えたりしてすぐ検証可能です。
反応を見てすぐ次の手を打てるこのスピード感が、半年・1年と続くと大きな差になります。
ノウハウが会社にしっかり残る
一番のメリットは、積み重ねた知見が会社の資産になることです。
例えばInstagramでどのリールが伸びて、どんなタイトルやハッシュタグが効果的だったか、LINEでどのセールステキストが反応を取れたか、その細かなデータが社内に残ります。
外注だと契約終了とともにノウハウは持って行かれ、またゼロからのスタートになりますが、社内なら次の担当者にもすぐ引き継ぐことができます。
将来の大きな成果につながる理由
こうして毎日少しずつ改善し、自社の勝ちパターンを積み重ねた結果、問い合わせゼロだった会社が月30件の問い合わせを獲得したり、未経験の営業スタッフが1年で70棟契約を決めるようになったケースもあります。
小さな調整を積み重ねた先に、将来の大きな成果があるのです。長く会社を守りたいなら、外に頼りきるのではなく、自社にSNS・LINEのプロを育てておくことが何より確実な選択です。
LINEを活用した住宅会社ならではの集客動線

住宅会社にとってLINEは、電話やメールよりもずっと自然に見込み客とつながれる大切なツールです。ただ情報を送るだけでは成果にはなりません。
認知から教育、資料請求、見学会予約までを計算した動線をLINEの中にきちんと設計しておくことで、はじめて将来の契約につながる強い仕組みが作れます。
LINE登録を自然に促す仕掛けを作る
住宅という高額な商品は、最初からお問い合わせをする人はほとんどいません。
そこでまずは興味を持ってもらう入り口として、InstagramやYouTubeからLINE登録へ誘導する仕掛けが必要です。
例えば「この間取りプランを無料でプレゼント」「家づくりの成功チェックリストをLINE限定で配布」など、登録する理由をきちんと作ることがポイントです。
こうすると営業色が強くなく、見込み客は自然とLINEに集まってきます。
登録直後の7日間で一気に関係を深める
LINEに登録してくれた直後は、家づくりへの興味が最も高いタイミングです。
この7日間をどう活用するかが勝負です。
ステップ配信を組み、最初にアンケートを送りニーズを把握し、その後におすすめのプランや過去の施工事例を紹介します。
そして最後はモデルハウスの見学や相談会へスムーズに誘導する流れにするのが王道です。
この短期間で「この会社なら安心して任せられそう」と感じてもらえる仕掛けを用意します。
リッチメニューや自動返信で予約までの動線を確実に
LINEの魅力はトーク画面内にメニューを常設できることです。
住宅会社ならここに「モデルハウス見学」「資料請求」「施工事例を見る」などのボタンを置くことで、気持ちが高まった時にすぐに行動してもらえます。
また問い合わせがあった時の自動返信に、よくある質問や見学会の案内を盛り込むだけでも予約率が上がります。
無駄のない導線設計で、見込み客を逃しません。
LINEだからこそできる小さな教育を積み重ねる
LINEはメールより開封率が高く、距離感が近いツールです。
その特性を活かし、週に1度くらいのペースで施工事例やお客様の声を送るとよいです。
「実際にこんな家を建てたお客様のストーリー」「この地域ならではの土地選びのコツ」といった内容で、見込み客の頭の中に自社を強く印象づけられます。
これを続けることで家を建てたいタイミングが来たとき、自然と自社に声をかけてもらえる確率が高まります。

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小さな改善の積み重ねが未来の売上を変える

どんなに優れたテンプレートやマニュアルがあっても、それを使いこなすのは簡単ではありません。
マニュアルはあくまでも多くの住宅会社に共通する「土台」。
それをそのまま使うだけでは、地域性や会社の規模、得意分野まで反映できず、本当の意味での成果にはつながりにくいものです。
例えば資料請求を増やすためのLINEのシナリオを作っても、その反応率は会社によって大きく違います。
そこから自社のお客様に合わせて言葉を変えてみたり、配信タイミングをずらしたりする。
少し工夫を加えるだけで、資料請求が1.5倍、見学予約が2倍に増えることも珍しくありません。
このように、数字の小さな変化に気づき、テストを繰り返すことが未来の売上を大きく変えていきます。
一度作った仕組みを「これで完成」と思ってしまうと、次第にお客様のニーズや情報収集のやり方が変わり、せっかく作った動線が機能しなくなってしまいます。
いつでも社内で改善を話し合い、小さなトライを続けられる体制を作っておくことが、5年後10年後の売上に大きく影響します。
テンプレートやマニュアルは非常に強い武器ですが、最終的にはそれを地道に自社に合わせてチューニングし続けられるかどうか。
それこそが未来の成長を決める一番の鍵です。
成功事例に学ぶこれから勝つ工務店の条件
これからの時代に地域で選ばれ続ける工務店には、集客や採用を「目先の数字だけ」で追わないことです。
短期的にフォロワーを増やすだけの施策や、一時的にイベントで人を集めるだけでは、いずれ頭打ちになります。
例えば売上4億から12億へとV字回復した工務店では、SNSやLINEをただ広告や宣伝ツールとして使うのではなく、見込み客とじっくり関係を築く場として活用していました。
LINEに登録してくれたお客様に対し、焦ってすぐ来場を促すようなことはせず、そのご家族が家を建てた後にどう暮らせるかを何度もストーリーとして届けました。
そうして1年近く温めてきたお客様が、安心して相談に訪れるようになったそうです。
また、問い合わせゼロから月30件の反響を得るようになった会社では、全スタッフが自社の商品やサービスに自信を持ち、誰がどんな投稿を見ても統一感のある対応ができるように社内で共通認識を深めていました。
ただツールを使うのではなく、社員一人ひとりが自社の魅力や方針をきちんと語れる。
これが結局、どんな自動化やマーケティングよりも強い集客の仕組みになります。
これから勝つ工務店は、どこも共通して「見込み客との信頼づくり」に真剣です。SNSやLINEの数字だけを追いかけるのではなく、目の前のお客様がどんな情報を求め、どうすれば安心して一歩を踏み出せるかをとことん考え抜いています。
テンプレートやマニュアルは、そのための大きな助けになりますが、それを活かすのは最終的にスタッフの考え方や姿勢です。
この先5年、10年と地域で選ばれ続ける工務店になるには、まず自分たちが「誰に」「どんな家を届けたいか」をぶれずに持ち、それをスタッフ全員が共有すること。
そしてLINEやSNSをその理念を届ける場として丁寧に育てることです。それが成功事例に共通する、これから勝つ工務店の確かな条件です。
関連動画はこちら ▼
まとめ
多くの工務店が集客や採用で苦戦するのは、外注任せで社内にノウハウが残らず、自社に合うやり方を地道に育てていないからです。
運用代行は便利ですが、止めれば何も残らず、費用ばかり膨らむリスクがあります。
成果を出す工務店は社内でSNSやLINEのプロを育て、小さな改善を繰り返しながら自社のお客様に響く仕組みを磨いています。
LINEを活用し、資料請求から見学予約まで自然に導く動線を持ち、関係を深める発信を続けることが未来の売上を変えます。
短期的な数字に囚われず、信頼を築く工務店こそこれから勝ち残れるのです。


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