【2026年10月27日】全国工務店ニュース|今日の注目5選

住宅省エネ補助金 事業者2.4万人分が漏洩
国交省が10月20日、「住宅省エネ2024キャンペーン」事務局(博報堂)のシステムへの不正アクセスで、登録事業者情報が漏洩した可能性を公表した。
対象は約23,918人・16,950事業者分で、法人の代表者名と役職、個人事業主の氏名・住所、補助金担当者の連絡先などが含まれる。消費者情報や2026年キャンペーン関連事業への影響はないとしている。
国交省は漏洩情報がなりすまし・フィッシング・マルウェア配布に悪用されるおそれがあるとして、不審なメールは添付ファイルを開かずリンクも押さず削除するよう呼びかけ、専用窓口(0570-062-065)を設けた。
12月から住設・建材が再値上げラッシュ
建材・住設メーカーの値上げ告知が年末年始に集中している。TOTOは全商品を12月1日受注分から8〜13%、ヨドコウは鋼材・金属屋根・金属サイディングを12月1日出荷分から8%引き上げる。
パナソニックグループは2027年1月1日から太陽光モジュール約10%、架台約15%、蓄電池ユニット約5%の値上げを公表した。日本製鉄も薄鋼板を11月出荷分から約5%(トン5,000円程度)上げる。
一方で国交省の主要建設資材需給・価格動向調査(10月26日公表、10月1〜5日現在)では、調査対象資材の価格は全て横ばい・需給は均衡。指標は落ち着いていても、個別メーカーの改定は止まっていない。
出典:やねかべや「建築資材・建材の値上げと受注停止 一覧」(2026年10月20日更新)
建設リサイクル法 全国一斉パトロール
環境省が国土交通省・厚生労働省と連携し、建設リサイクル法関連の全国一斉パトロールを10月から11月末にかけて実施する。
解体材の適正な分別と再資源化の実施状況に加え、アスベストや冷媒の取扱いが適正かどうかも確認対象となる。
2016年に建設業許可へ「解体工事業」が追加されて以降、許可取得業者が増え、有害物質の取扱いに関する知識・技術の要求水準が上がっていることが背景にある。
注文住宅の年収倍率が7倍超に上昇
住宅生産団体連合会の2025年度注文住宅顧客実態調査で、住宅取得費の年収倍率が7倍を超えて上昇したことが明らかになった。
背景は建築費の高騰で、取得者側は延床面積を抑制することで対応している。
価格上昇に対し、広さを削って予算に合わせる動きが数字として表れた形だ。
国交省が住宅履歴情報WGを新設
国交省は10月26日、「住宅履歴情報の蓄積・活用に関する検討ワーキンググループ」の設置を発表し、第1回を10月28日10〜12時に開催する。
住宅の設計・施工や維持保全等に関する情報の新たな保存・活用のあり方を議論し、適切な維持管理の基盤づくりと市場流通の改善をめざす。
会議自体は非公開だが、資料と議事概要は後日、国交省ウェブサイトで公表される。
今日の所感
※本欄は毎朝、AIリサーチ班が業界情報を巡回して更新しています。監修:株式会社ウィズモー
