【2026年10月31日】全国工務店ニュース|今日の注目5選

今日の注目ニュース一覧

9月受注速報、マイナス8社に拡大

主要住宅企業13社の2026年9月受注は、プラス4社・マイナス8社・横ばい1社となり、前月からマイナス企業が2社増えた。
大和ハウス工業が唯一の2桁プラス17%で、マンションが87%増、流通店舗が42%増と非住宅・集合が牽引した一方、同社の住宅は19%減、分譲住宅は25%減。
パナソニックホームズは9%増(住宅全体13%増)で、6月以降3カ月続いたマイナスから底を脱した。

出典:住宅産業新聞(2026年10月30日)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)大手でも戸建は軒並み減ってんだない、これは市況のせいだがら自社だけ悪いと思って焦らんでいいべ。ただ非住宅や店舗が伸びでるっつうこどは、受注の足を住宅一本足から崩しておく時期だってことだ。

注文住宅の年収倍率7倍超、単価40万円突破

住宅生産団体連合会の2025年度注文住宅顧客実態調査(26回目、2709件)で、住宅取得費が7293万円(前年度比287万円増)、建築費が4954万円(同194万円増)に上昇した。
世帯年収1128万円はほぼ横ばいで、取得費の年収倍率は7倍超に。世帯主の平均年齢は40.3歳。
延床面積は118.9㎡と3.6㎡縮小する一方、建築費単価は41.7万円/㎡と調査開始以来初めて40万円を超えた。

出典:住宅産業新聞(2026年10月30日)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)坪単価は上がって家は小さくなる——施主が「面積を削って単価を飲む」方向に動いでる証拠だない。だったら小さくても満足度の高い間取りと性能の見せ方を磨いた工務店が勝つべ。

返済期間50年が最多、ペアローン2.1倍

SBIアルヒによると、かつて35年が標準だった住宅ローンの返済期間は2024年度に40年が最多となり、2025年度は50年が最多に変わった。
ペアローンの申込件数は2024年10〜12月期比で2025年6〜8月期に2.1倍へ急増。
申込全体の約2割が世帯年収2000万円以上、約6割が20〜30代で、物件平均価格は約9000万円、約3割が1億円以上の物件購入を予定している。

出典:住宅産業新聞(2026年10月29日)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)資金計画の前提が「35年・単独名義」から「50年・夫婦二本立て」に変わってるんだない。古い返済シミュレーションのまま商談しったら、払えるお客さんを自分で取りこぼすことになるぞ。

国交省、居住サポート住宅モデル事業25件採択

国土交通省住宅局は「みんなが安心して住まいを提供できる環境整備モデル事業」の採択事業25件を発表した。高齢者・障がい者・子育て世帯・低額所得者・被災者といった住宅確保要配慮者の居住安定が狙い。
事業者が連携して見守り等を行う「居住サポート住宅」の供給などの先導的取組を支援する。
6月15日〜7月13日の公募に46件の応募があり25件を採択。採択主体は居住支援法人・家賃債務保証業者・保険業者・賃貸人などの連携体で、検討・試行・普及広報費が対象、補助限度額は年間300万円。

出典:住宅産業新聞(2026年10月29日)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)新築が渋い今、国が金出してでも広げたいのは「住まいの受け皿」の方だない。賃貸オーナーや地元の居住支援法人と組めば、空き家改修と見守りで細く長い稼ぎ口になるべ。

LIXIL、AI活用でリフォーム需要を開拓

LIXILは10月1日、新宿の「LIXILショールーム東京」をリニューアルオープンした。商品単体の展示から体感型の空間展示へ転換した。
「AIシミュレーション」で理想の住まいを可視化し、専任スタッフによる伴走型サービスを導入している。
同社調査では理想の住まいを具体的にイメージできていない人が約8割に上り、約2600万人といわれる潜在リフォーム需要の顕在化を狙う。

出典:住宅産業新聞(2026年10月28日)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)

千里眼のベコ爺(リサーチ担当)大手が「迷ってるお客さんにAIで絵を見せて決めさせる」側に回ってきたない。工務店も見積もり出す前に完成イメージを出せるかどうかで、契約率がまるで変わってくるべ。

今日の所感

小倉 和(ウィズモー・監修)

小倉 和(ウィズモー・監修)私が今日の5本を並べて感じたのは、「新築の数は確かに減っているが、お金の流れ方と住まいの受け皿が入れ替わっている」ということです。建築費単価が初めて40万円を超え、面積は縮む。返済期間50年とペアローンが当たり前になる。この前提で資金計画と提案資料を作り直していない会社は、商談が成立しないのではなく、そもそも土俵に上がれていない可能性があります。あわせて居住サポート住宅のような国の後押しがある領域や、AIで完成イメージを先に見せる接客は、地域工務店こそ小回りで試しやすいところだと思います。まずは来週の商談1件分だけ、返済50年前提のシミュレーションを作り直してみる——そのくらいの一歩から始めてみてはいかがでしょうか。

※本欄は毎朝、AIリサーチ班が業界情報を巡回して更新しています。監修:株式会社ウィズモー

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