SNSを武器に!工務店が自社スタッフをプロに育てて成果を出す時代

SNSを武器に!工務店が自社スタッフをプロに育てて成果を出す時代

皆さんこんにちは。
ウィズモーの小倉です。
今回は、地域工務店がこれからの時代にSNSを武器にし、自社スタッフをプロレベルに育てて成果を出すための考え方をまとめました。
多くの工務店がSNSに挑戦しながら、なかなか結果に繋がらないのは目的や戦略が曖昧だからです。
SNSは投稿を続ければ自然に伸びるものではありません。
どんな導線を設計し、誰にどんな価値を届けるのかを明確にし続けることが鍵です。

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【目次】
・なぜ多くの工務店がSNS運用に失敗するのか
・社内でSNSをプロレベルにする「内製化」という選択肢
・SNS戦略で絶対に外してはいけない初期設計
・これだけは押さえたい!SNS運用の鉄則
・まとめ

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SNSを取り入れて集客やブランディングを強化しようと、多くの工務店が広報専任のスタッフを雇ったり、運用を外注したりしています。
しかし現場では、せっかく費用をかけても思うように結果が出ないケースが非常に目立ちます。
その理由の一つは、採用した広報スタッフ自身がSNSのプロではないということです。
住宅業界や建築知識は豊富でも、SNS特有のアルゴリズムや伸びる投稿の作り方は未経験の場合が多く、フォロワーや反応が増えずに担当者が悩んでしまいます。

さらに社内にSNSに詳しい相談相手がいない環境だと、担当者が孤立し、何が正解か分からないまま運用が止まってしまうこともあります。
一方で、運用を完全に外注する方法もありますが、これではせっかく外注先が試行錯誤して積み上げたノウハウが自社には全く残りません。
外注をやめた時に、どんな投稿が良かったのか、なぜ反応が取れたのかを再現できず、再びゼロからのスタートになります。

結局、SNSでしっかり成果を出している会社は、担当者が自社内でPDCAを回し続けているケースがほとんどです。
自分たちで数字を追いかけ、投稿の反応を分析し、改善を繰り返すことでようやくSNSは資産になります。
SNSは単なる投稿ツールではなく、見込み客の心を育てる営業チャネルです。
外部に任せきりにせず、社内でしっかりと育てていく意識が不可欠です。

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社内でSNSをプロレベルにする「内製化」という選択肢

SNSを集客や採用の武器にしたいと考える工務店は増えていますが、外注に頼るだけではいつまでも他社任せの成果に終わります。
本気で経営の柱にするなら、社内でSNS運用をプロレベルに育てる「内製化」が不可欠です。
自社スタッフが成長し続ける仕組みを持つことは、これからの時代に大きな競争優位を生みます。

自社スタッフをSNSのプロに育てる「内製化」の本当の価値

SNSを本気で経営の柱にするなら、外注ではなく内製化が不可欠です。
なぜなら、SNSの運用データやノウハウは一度外注すると全て外部に蓄積され、自社には残りません。
せっかくどんな投稿が伸びたか、どんな時間帯が反応が良いかを知っても、それは制作会社の財産です。
一方で自社で運用すれば、保存率やクリック率、動画の維持率といった細かなデータが全て自社に蓄積されます。
これが続けば続くほど、同じSNS広告費でも競合より圧倒的に精度の高い施策が打てるようになります。
つまり、SNSを続けるほど強くなる会社になる。それが内製化の最大の強みです。

成果を生むのは「即断・即決・即行動」する会社

もう一つ重要なのがスピードです。
SNSはアルゴリズムやトレンドが目まぐるしく変わる世界。迷っている間に旬が終わり、チャンスを逃すことは珍しくありません。
成果を上げる会社は例外なく「いい情報を得たら即座に試す」を徹底しています。
学んだその日にアカウントを見直し、次の日には投稿し、数字を見てまた改善する。このサイクルを高速で繰り返すからこそ、市場の変化に最速で対応できるのです。
こうしたスピード感を生むには、社長自身が外に原因を求めず、自分たちの動きを変えていく姿勢を持つことが不可欠です。

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SNSを始める工務店は増えていますが、実際にはフォロワーが増えない、問い合わせが来ないと悩む会社が多いです。
その原因の多くは、最初の段階で戦略の土台となる初期設計が抜け落ちているからです。
目的を決めずに動き出すと、どこに向かっているのか分からないまま疲弊するだけです。
ここでは絶対に外してはいけない初期設計のポイントを解説します。

目的を決めずにSNSを始めると結局どこにも辿り着けない

SNS運用で成果が出ない会社は、例外なく「何のためにやるのか」が曖昧なまま動いています。
集客を狙うのか、採用を強化するのか、それとも地域でのブランド認知を高めたいのか。
目的をはっきり決めておかないと、投稿内容も口調もブレてしまい、最終的にフォロワーにも届かず、何の成果も生まれません。

集客・採用・ブランディング…目的別に導線を設計する

例えば見込み客からの資料請求や来場予約を増やしたいなら、ストーリーズや投稿に公式LINEへの誘導を強化し、LINE上でイベント告知や限定情報を配信する設計が必要です。
採用目的なら、現場スタッフや職人の様子を積極的に出して、楽しそうに働く空気感を届けるコンテンツを増やし、DMや応募ページへつなぐ動線を設計します。
ブランド認知なら「こんな家を建てたい」と思わせる施工事例や暮らしの提案を継続的に発信し、地域の人に「家づくりと言えばあの会社」と刷り込む動線を作ります。

最初にゴールと導線を決めておけば、投稿する内容や写真の撮り方、ハッシュタグの付け方、プロフィール文まで一貫した設計ができます。結果としてSNS全体が狙い通りに機能し、集客や採用など本来の目的に直結する成果を生み出す土台となるのです。

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これだけは押さえたい!SNS運用の鉄則

SNS運用は今やどの工務店・住宅会社でも取り組む時代になりましたが、ほとんどの会社が正しい運用のポイントを理解しきれず、時間とコストだけがかかってしまっているのが現状です。
SNSを伸ばすには「最新の仕組みを理解する」「続けるべき頻度と内容を知る」「クリックを呼ぶ仕掛けをつくる」この鉄則を外さないことが重要です。

最新アルゴリズムを理解し、映える投稿を作る

SNSはどの媒体もアルゴリズム(表示の仕組み)がどんどん進化しています。
インスタグラムならリール動画やカルーセル投稿が優遇されやすく、YouTubeならショート動画が急速に表示されやすい傾向にあります。
投稿はただ見た目が整っていればいいわけではなく、ユーザーが保存したくなる・何度も見返したくなる価値を含めることが重要です。
さらに映像の構図や光、被写体の表情や動き方も見られる時代です。
バズるアカウントはこのあたりをきちんと研究して細部までこだわっています。

フォロワーを増やすには頻度と内容がすべて

投稿の頻度が月に数回程度ではなかなかフォロワーは増えません。
少なくとも週3回以上は投稿し、毎日のストーリーズやライブ配信も交えて露出を増やすことが大切です。
その際に家づくりの技術やデザインだけを発信するのではなく、お客様の声や完成後の暮らしなど「その会社ならでは」の人やストーリーを必ず織り込みます。続けることでSNSが単なる施工事例集ではなく、「この会社と家をつくりたい」と思わせる入り口に変わります。

クリックを呼ぶタイトルとサムネイルの設計

投稿や動画をたくさん作っても、最初の入り口でクリックされなければ意味がありません。
動画やリールのタイトルは一瞬で興味を持たせるキャッチが必須です。
サムネイルは文字が大きく、色にメリハリをつけることでタイムライン上でも目に留まりやすくなります。さらに数字やメリットを含めるとクリック率が上がる傾向があります。

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地域工務店がSNSで成果を出すには、単なる外注頼みではなく、自社スタッフをプロレベルに育てる「内製化」が鍵です。
多くの工務店がSNSで結果を出せないのは、目的や導線設計が曖昧なまま運用を始めるからです。
集客・採用・ブランディングなど目的を明確にし、それに合わせた投稿内容や誘導設計を行うことが重要です。
さらに最新のアルゴリズムを理解し、週3回以上の発信やストーリーズを交えながらPDCAを回すことで、SNSは大きな資産に育ちます。
SNSは簡単そうに見えて奥が深い世界です。
ですが、目的を定め、戦略を持って続ければ必ず成果に繋がります。
ぜひ一歩を踏み出し、自社の強みを発信する力を育てていきましょう。

 

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