工務店のSNSが2カ月で8000フォロワー増えた理由

工務店SNSは「伸ばした後」で差がつく

今回の動画は、地域工務店の経営者をゲストに招き、たった2カ月でインスタグラムのフォロワーが約8000人増えた事例を、小倉和が掘り下げる回です。数字だけを見れば「たまたまバズっただけ」と受け取られがちですが、動画で語られている要点はもっと再現性のある話でした。結論から言えば、工務店SNSで成果を分けるのは「伸ばすテクニック」よりも、伸びた後にどう動くかです。フォロワーが増えた瞬間から、経営者は新しい課題――「連絡しにくくなる」という壁――に直面します。ここをどう設計するかで、SNSが求人や受注につながるかどうかが決まる、という内容です。

動画では、フォロワー増加そのものよりも、そこから問い合わせ2件(合計で数百万円規模の工事になる可能性があると語られています)と、採用面接まで進んだ応募者が1人生まれたことに、小倉が繰り返し注目していました。2カ月前まではゼロだった反応が動き始めた、という点が語りの中心です。

なぜ2カ月で約8000人増えたのか

ゲストの経営者は、大阪と名古屋で建築工事を手がける会社を経営しています。動画によれば、フォロワーは約1500人の状態から、収録時点で約9500人まで伸びたとのこと。増加のきっかけは特別な裏技ではなく、小倉に相談したインスタの投稿内容について「もっと自分を出したほうがいい」というアドバイスを、そのまま実行しただけだと本人は語っています。

小倉は、この「素直に、言われたことをそのままやり切る姿勢」こそが結果を分けたと評価しています。同じ助言を受けても、行動に移す人とそうでない人がいる。オンライン勉強会にも欠かさず参加し、学びの受け取り方が違う――そうした日々の姿勢の差が、発信の説得力になって伝わり、求人や仕事につながっていく、という見立てです。会社のお金を使う以上プラスにして返す責任がある、という経営者としての当事者意識が、発信のトーンにもにじむと語られていました。

フォロワーが増えると「連絡しにくくなる」という盲点

動画で最も実務的だったのが、この指摘です。フォロワーが1万人規模に近づくと、見る側は逆にDMや問い合わせを送りにくくなる、と語られています。「こんな大きなアカウントに自分なんかが連絡しても、どうせ埋もれて見られないだろう」と、受け手が勝手に遠慮してしまうのです。さらに、フォロワーが多い会社ほど「きっと今は忙しくて手が回らないだろう」とビジネスの規模まで大きく見積もられ、実際には事業内容が変わっていなくても敷居が上がってしまう、という現象も挙げられていました。

だからこそ、伸びた後こそ「連絡しやすさ」を意図的に作る必要がある、というのが小倉の主張です。たとえば「リクエストボックスは毎日見ています」「来たらすぐ返します」「些細なことでいいので連絡してください」と一言添えるだけで、受け手の安心感はまるで変わる。実際、動画内では「1年間SNSを見続けてから入社を決めた人がいた」というエピソードも紹介され、もしこちらから一押しできていれば、もっと早く動いていたかもしれない、と振り返られていました。

目的から逆算してCTAを置く

フォロワーという母数を作ったら、次は「何のために発信するのか」を決めるフェーズだと語られます。目的が採用なら、採用を取るための一手を別に考える。具体的には、動画や投稿の最後に「求人募集しています。DMください」といった行動喚起(CTA)を必ず添えることです。今までふわっと流れて終わっていた締めに、明確な入口を1つ置く。これだけで反応の入り方が変わる、という趣旨です。

さらに一歩踏み込んだ打ち手として、動画では「カジュアル面談」の設計が話し合われていました。たとえばLINEで見込みの人を貯めておき、「大阪でカジュアル面談やります、興味ある人どうぞ」と限定3〜4人で声をかけ、食事をしながら話す会を作る。応募という重い一歩の前に、気軽に会える場を用意するイメージです。小倉もゲストも、いま最も欲しい人材として「施工管理の経験者」を挙げており、仕事の依頼が増えても届けきれなければ本末転倒だからこそ、一緒に価値を届ける仲間を、連絡しやすい形で募っていくことが大切だと語られていました。

明日からやること

動画の要点を、地域工務店がすぐ着手できる順に整理します。

ステップ やること 狙い
1 投稿で「自分を出す」 会社ではなく人に信用がつく
2 発信の目的を1つに絞る(例:採用) 逆算して打ち手を決める
3 締めにCTAを置く(DM・応募の入口) ふわっと終わらせない
4 「連絡しやすさ」を明文化する 大きく見られる壁を下げる
5 限定カジュアル面談を設計する 応募前の一歩を軽くする

いずれも高度なテクニックではなく、素直に実行し、伸びている波が続く限り同じ方向で続ける――この基本の徹底が成果につながる、というのが一貫したメッセージでした。

よくある質問

フォロワーが増えれば自動で問い合わせは来ますか?

動画の内容を踏まえると、増えただけでは逆に連絡しにくくなる面があると語られています。数だけを追うのではなく、締めのCTAや「すぐ返します」の一言など、連絡しやすさを意図的に設計することが、問い合わせや応募につながる分岐点になります。

まだフォロワーが少ない工務店でも始める意味はありますか?

動画では、始めて動かしてみるからこそ「どんな反応が来るか」が見え、次の投稿を改善できると語られています。小倉自身もXを始めて1カ月目に問い合わせが来た経験を挙げており、規模の大小より、まず動かして反応を観察することが重要だという趣旨です。

採用目的なら何から手をつければよいですか?

動画の流れでは、まず発信の目的を採用に定め、投稿の最後に応募の入口(DMや募集案内)を必ず置くこと、そして限定枠のカジュアル面談など「気軽に会える場」を用意することが具体策として挙げられていました。

まとめ

工務店SNSの成果は、フォロワー数そのものではなく、素直な実行と「伸びた後の設計」で決まる――今回の動画はそれを、約8000人増・問い合わせ2件・採用応募という具体的な数字とともに示す回でした。いずれも動画内で語られた数字であり、成果を保証するものではありませんが、明日からの一歩を考えるヒントは詰まっています。

続きや実際のやり取りは動画でご覧ください: YouTubeで動画を見る

投稿設計やCTAの言語化など、工務店×AIの実務は、AI業務代行『マルオくんAI』(株式会社ウィズモー提携)に丸投げできます。

監修:株式会社ウィズモー(工務店の事業促進・社内改善支援)

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